おはようございます、アシスタントのQです。
最近、TRIDのウェブサイトからのお問い合わせがあって、とっても嬉しいです。正直に言うと、A型事業所であるTRIDのウェブサイトが多くの人に注目されることはあまり期待していません。でも、TRIDの情報は必要な人たちにとってはとても大事なものだと思っています。だから、日々コツコツとTRIDを紹介し続けています。他のページはあまり更新できていないけど、せめてこのスタッフブログは頑張ろうと思っています。
まだ迷っている人がいたら、どうか気軽にお問い合わせしてください。相談支援事業所やハローワークを通じてもOKです。
さて、お問い合わせにまつわる私の思い出話を少し。
TRIDで働く前、私は同じC-POWERグループの就労移行支援事業所DoLA（ドーラ）に通っていました。ドーラに入所しようとしていた頃、私はうつ病でボロボロの状態で、そもそもドーラに入所できるか不安でしたし、毎朝通所できるか自信がなく、ドーラに最初の問い合わせをする勇気がなかなか出ない状態でした。でも、人生が行き詰まってどうしようもない状態だったので、ドーラに問い合わせる前に、自分から毎朝自転車で通ってみることを決意しました。
自宅からドーラまで約7km。自転車で山を越えなければならず、かなりハードでした。バスがありますが、当時の私は交通費すら持っておらず（貯金は3万円くらい）、経済的にも苦しかったんです。最初は、朝起きてドーラまで自転車で通うだけで、体力が尽きてしまって、帰ったら一日中寝てしまうこともありました。雨の日は特に大変で、雨合羽を着て通うのはしんどかったし、惨めな気分になることもありました。でも、それを1ヶ月以上続けてみて、やっと「なんとか通えるかも」と思えるようになりました。そこから、ようやくドーラに問い合わせる勇気が湧いてきたんです（でも、もし入所を断られたらどうしようという不安は大きかったです）。
就労移行支援事業所のドーラに比べて、TRIDはA型事業所なので、入所するのはより大変と思います。当時の私が、いきなりTRIDのようなA型事業所に入る自信があったかと言えば、正直ありませんでした。毎日通勤して働くことが最低限の要件なのに、私は引きこもりがちで、就労経験もほとんどありませんでしたから。
でも、例えばTRIDで働くことを目標にして、何か今できることを頑張るのは、とても大事だと思います。何も目標を持たずに就労を目指すのは難しいし、挫折しても立ち直るのが大変ですからね。今すぐにTRIDで働く自信がなくても、一度見学に行って、作業場の雰囲気や必要なスキルを確認するのはいいアイデアだと思います。そこで、TRIDが自分に合っていない場合もあるかもしれませんが、どうか、勇気を出して一歩を踏み出してみてください。お問い合わせ、お待ちしています。