第1回（お問い合わせ・見学）と第2回（体験）の記事の続きです。
見学や体験が終わって、TRIDへの入所に対するお気持ちに変化がなければ、次は面接のステップとなります。その際には、履歴書と障害者手帳をご用意いただきます。また、職務経歴書などもお持ちであれば、ぜひ一緒にお持ちいただけるとありがたいです。
面接は、多くの方にとって緊張する場面かと思います。私も同様に苦手で、自分からアドバイスをする立場ではないですが、この記事を通じて、心の準備を整えておくことをおすすめします。
面接では、自己紹介やTRIDでどのような活動をしたいか、将来の展望、得意なことや苦手なこと、挑戦したいことなどについてお話しいただくことになるでしょう。障害をお持ちの方は、サポートや配慮が必要なこともあるかもしれません。その点については、はっきりとお伝えすることが大切かと思います。
もしデザインやWEBの分野に興味があり、これまでの制作物がある場合は、面接の際に持参していただけます。口頭でのスキル評価は難しい側面もありますが、実際の作品を見せていただくことで、より具体的な評価ができます。
雇用契約に関する説明も、このとき行われます。給与や就労時間は必ずチェック。疑問に思うことは些細なことでも質問するのが良いでしょう。
面接の結果は、通常1週間ほどでお電話かメールでご連絡いたします。もし合格のお知らせを受け取ることができれば、おめでとうございます。あなたもこれからTRIDの一員として素晴らしい活躍が期待できます。
もし残念ながら不合格となってしまった場合でも、くじける必要はありません。相談支援事業所などと連携しながら、新たなステップを踏み出す方法を模索してみましょう。必ず、あなたに適した道が見つかるはずです。どんな結果にも、前向きに取り組んでいくことが大切です。