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天体観測

こんにちは!

私は、子供のころから天体観測が好きでした。
小学校6年生の時、貯金をすべて使い果たし、天体望遠鏡を買いました。

屈折式の望遠鏡で、雑誌「天文ガイド」に載っていた一番安いものでしたが、自分で組み立て、ベランダから空を眺めていました。
近所にガソリンスタンドがあり、20時に閉店するのでそれ以降が観測のチャンスでした。まぶしいと星が見にくいからです。
まずは月を望遠鏡で眺めてみました。でこぼこしたクレーターがすぐ見え、感動しました。母を呼び、月を見せました。

母も喜んで見ていました。

雑誌によると、土星や木星も私の望遠鏡で観測できるということでした。
早速雑誌で時間を調べ、望遠鏡でのぞきました。土星の環がくっきり見えました。
土星の環は、土星の傾きによって見えるときと見えないときがあります。環が地球から見て真横になるため、見えなくなるのです。2025年はまさに土星の環が15年半ぶりに消える年でした。

木星も天体望遠鏡で眺めました。木星のしましまが天体望遠鏡で見えた時は興奮しました。

すばる(プレアデス星団)も天体望遠鏡で眺めました。
6つの星が肉眼でも見ることができますが、望遠鏡で拡大されたものはまるで宝石のように美しかったです。

また、オリオン大星雲も見ました。明るくて大きい4等級の星雲で、その姿を眺めると、宇宙のロマンを感じました。
現在、SFモノのアニメが好きですが、この頃の記憶が影響しているのかもしれません。

天体望遠鏡のセットの中に、太陽が観測できるサングラスのようなキットが入っていたので、太陽も観測しました。
太陽の黒点がバッチリ見ることができました。黒点とは、太陽の磁場の高い部分でそこの温度が周りより低いものです。

天体観測は、空気の澄んだ冬がオススメです。
しっかり防寒対策をして街の街灯から離れることによって、肉眼でも充分観測できます。

小学生の時手に入れた天体望遠鏡は、壊れてしまい手放しましたが、この記事を書いているうちにまた欲しくなってしまいました。
今はパソコンにつないで、大画面で星を見ることができる天体望遠鏡も売っています。私の欲しいものリストの中に天体望遠鏡が加わりました。
大星雲をカメラで撮るのは少し敷居が高いですが、今ある機材でできるなら、挑戦してみてもいいかな、と思っています。

皆さんも晴れた夜は、星空を眺めてみませんか

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