利用者の声

TRIDで学んだことを活かす2年目にしたい

私は、TRIDに入って今年の4月で2年目になります。

私にとってTRIDに入った年、去年は進歩の年だったように感じています。
個人的に減薬であったり、趣味に打ち込んだりと、飛躍する出来事が沢山ありました。
今回は特に、仕事・TRIDでの活動という面でお話させていただきたいと思っています。

去年、入ったときは、「本当に続くのだろうか」と不安と、
「(人間関係が苦手な私が)やっていけるのだろうか」という気持ちを持ちながら、
業務に取り組んでいました。

しかし、そんな不安もただの不安で終わりました。
TRIDの方は職員さんもアシスタントさんもあたたかいと感じました。
「自分の障害や相手の障害を全てオープンにしなくても、
「居心地が良い」と感じられる場所だ。」と今改めて感じています。

相談に乗ってくださる職員さん、休み時間に業務や世間話で盛り上がるアシスタントさん、
優しくそして端的に指示を出してくださるリーダーさん。
色んな方の支えがあって、人間関係に難があった私でも、
楽しく、イキイキと通所出来ていると感じています。

「続くのか」と不安に思っていた業務も、
自分のペースでこなせるので、毎日、やりがいを感じています。

例えば、箱折りやPCを使った調査業務は、自分の苦手分野でした。
しかし、リーダーさんの根気強い指導のお陰で、箱折りは綺麗さ、
調査業務は素早さでTRIDの中でも上の方を目指すことが出来ました。
このように、自分の中で「この業務は何分でやるぞ!」と目標を立てながら、
少しずつクリアしていくことで自信に繋がりました。

何より、自信がついたお陰で上を目指せたり、リーダーさんから同じ業務でも、
一貫した業務や臨機応変に対応する業務を任されることが増えていきました。

今年は小麦の奴隷の業務を覚えることから始まりました。
新しい業務は楽しい半面、覚えることが沢山あるということでもあります。

TRIDの普段の業務とは違い、忙しなく、覚えることや臨機応変さを求められる場所でのスタート。
私は、これまで以上にワクワクしています。
なぜならこの1年間で培ってきたことをアップデート出来る環境だからです。

去年の職員さんとの面談で、自身のレベルアップを目標としてきました。
というのも、私自身、就職活動が難航していたため、A型事業所であるTRIDに入ったためです。
一般の企業に入るにしてもTRIDに通所するにしても、
資格取得などの自分のレベルアップの年にすると決めていたからです。
そのため新しい事業に前向きに取り組めています。

自分に自信が持てる居場所。
TRIDが私にとってそんな場所になっていると思います。
そんなTRIDに恩返しをしたい。
頼りにされていることに誇りを持って働いていきたい。
自身のレベルアップと今自分が出来ることでTRIDに還元していくということを胸に秘め、
2年目も自分のペースで頑張っていきたいと感じています。


長文になってしまいましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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