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飲み会で見付けた私の「新しい役割」

学生の頃から、友人たちを誘って飲み会を開くことが大好きでした。若い頃は明け方まで飲むこともあり、それほど夢中になっていた記憶があります。

知らない人とも、お酒の力を借りて自然と仲良くなれる——そんな時間が楽しくて仕方ありませんでした。当時はよく話していたようですが、自分ではほとんど覚えておらず、友人から「昔の君はそんな性格だった」と言われることもあります。

年齢を重ねるにつれて飲み会の回数は減っていきましたが、その分、場の雰囲気そのものを味わうことが好きになっていきました。

ここまでが、発病する前の話です。

病気になってからは、飲み会に参加しても黙っていることが多くなりました。失語症のため、みんなの会話についていけず、話そうと思った頃には、すでに話題が次へ移ってしまっています。

自分では面白いと思って話しても、言葉がゆっくりになる分、タイミングを外してしまい、空振りに終わることも少なくありません。

そのため、飲み会に参加しても一人でいるような感覚になることが多く、人数が多いほど、かえって居心地の悪さを感じるようになってしまいました。

「病気によって、こんなにも楽しかったものが、つらいものに変わってしまうのか」——そう思ったこともあります。「それなら聞き役に回れば良い」と考え「話題が私の方に振られたら答えればいい」と考えるようになりました。

最初は上手くいかず歯がゆい思いをしましたが、以前のようにはいかなくても、今の自分なりの関わり方で、その場にいることを大切にしていこうと思っています。

話し側から聞く側に回った事で、逆に笑いが増えた事や、情報を得る事が多くなったような気がします。それは失ったというより、新しい役割を得たのかもしれません。