小学生から高校までお年玉を12年間もらっていて、運が良い場合は1万円か2万円でしょうか。
いや、恐らくそれ以上の金額が入っていることがありました。
学生時代の楽しみの一つであり、当時は何万貰えるか何度もワクワクした覚えがあります。
お年玉をもらう人の大抵は家族の親戚、またはその知り合いです。
ほんの少し前だと、父が当時働いていた会社の知り合いの女性からくれたことがありましたが、あの女性の人は今頃どうしているか、時々考えていたりしています。
もう出会うことはないとは思いますが、また出会う機会があったら、「ありがとうございます」とお年玉のお礼をしたいところです。
親戚や知り合いからお年玉をもらっていた当時の自分はまだ学生で、そのときはまだ口座という物を知っているはずもなく、貯金すらできない状態でした。
貯金するにしても貯金箱一つも持っておらず、財布に入れるにも何万円もの大金を持って行くというのも、子供にはまだ早すぎたと思います。
となると、もらったお年玉は案の定…というよりお年玉あるあるで結局は両親が貯金するというオチに納まります。
お年玉は両親が貯金するだけで、そのお金自体の行方なんてちっとも考えておりません。
軽く「貯金だけなら自分の金が減ることがないから、心配ないかな」と自分に問いかけるだけでした。
しかし、高校卒業後は最寄りのスーパーのアルバイトで働き始め、その時は初めてお年玉以外でお金をもらいました。
その後アルバイトを辞めて、今現在トリッドで働いて収入をもらい始め、その給料の一部を両親の食事代と電気代諸々で出すことが多くなりました。
このことから、「あのときのお年玉は、家族を支えるために食事代や学校に使っていたのだな。」と、初めて気づきました。
自分の将来のことを考えると、家庭を支えるために貯金したお年玉を含めた、金額の使い道は生きていくうえでかなり苦労するのではないかと思いました。
専門学校に入ってからアルバイトでお金を稼ぎ始め、先ほどのようにトリッドに就職して給料を多くもらっていること、加えて両親の親戚と顔をあわせる機会が少なくなり、お年玉をもらうことがめっきりなくなりました。
将来的に、次は私がお年玉をあげる側に回るかもしれませんね。
子供ができればの話ですが…。

投稿者:アシスタントZ