寒色系と緑色。緑色には学生時代に深い思い出があって好きになりました。
小学生の頃に中が親しい友人がいて、その友人は紙で人形を作るのが好きでした。当時私も友人と同じ人形作りが好きで、学校で紙にキャラクターを描いて切り取り、作った物同士で戦わせるのが定番の遊びでした。ある日、友人は「自分たちをキャラクターにしよう」といきなり言ってきて、私もそれに巻き込まれました。友人は赤色、私は緑色と、特に深い意味もなく決めつけられたのです。当時は緑色が好きではなかったのですが、友人と自分を模したキャラで遊んでいる合間にすっかり緑色が自分のイメージカラーになってしまい、そのまま緑色を好きになっていってしまいました。
時が流れて専門学校時代、パソコンで作業をしているときに目に疲れを感じた私にある教師が「グリーンバックは目に優しいから、疲れたときに見るといいですよ。」と教えてくれました。言われた通りに見てみると、目の痛みが少しずつ楽になり、すっかりいい気分になりました。のちに色彩の授業で緑色は「優しい、安全」を意味しており、「緑は癒しの効果を持っている」ことを覚えた結果、より緑色が好きになりました。
色はただカッコイイとかかわいいとかの見方ではなく、イメージや意味を知ることで色の世界が変わるのです。
寒色系は、自身が元々涼しい物や冷たい物が好きだからという意味で、この頃は色の深い意味を理解していませんでした。意味を知ってからは性格にも影響が起き、少し冷めた性格になってしまいました。
投稿者：アシスタントZ
