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“理解しよう”より、“自然に”

私は障がい者ですが、だからといって他の障がい者の気持ちや病状を理解できるわけではありません。
たとえ同じ病名の障がいを持っている方であっても、その方がどんな思いで過ごしているのかまでは分からないものです。
そのため、「障がい者だから障がい者を理解できる」というわけではないと思っています。

障がいには本当にさまざまなものがあり、そのすべてを把握して行動するのは難しいことです。
まして、どの方がどんな障がいを抱えているのかを見ただけで知ることはできません。

時々、「障がい者には特別に優しく接しよう」と考えてくださる方もいます。もちろん、その気持ちはとてもありがたいものです。
ただ、障がい者も一人ひとり違う人間です。配慮されることに慣れている方もいるかもしれませんが、少なくとも私は、できるだけ自然に、普通に接していただけるとうれしいと感じています。
あまりに気を使われると、かえって距離を感じてしまうこともあります。

もちろん、移動が困難な方や、精神的・身体的に明らかに辛そうな様子の方には、必要な配慮やサポートが大切だと思います。
ですが、それ以外の場合は、特別視するのではなく、自然に接することが一番なのではないでしょうか。

私は、それも一つのバリアフリーの形だと思っています。

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