世の中にはさまざまな仕事があり、その中で「誰でも出来る仕事だ」と言われることがあります。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
私は、それは仕事に慣れた人が口にする言葉だと思っています。
どんな仕事であっても、最初は誰かに教わるところから始まります。
そして、理解し、失敗しながら、効率の良い方法や自分なりのやり方を工夫していく。
その積み重ねの中で、ようやく「出来る」状態に近づいていきます。
その過程を乗り越え、自分の中で型が出来上がったとき、
その人にとってはそれが「当たり前」になり、
結果として「誰でも出来る仕事だ」という言葉が出てくるのではないでしょうか。
しかし実際には、「誰でも出来る仕事」なのではなく、
「訓練すれば多くの人が出来るようになる仕事」というのが、より正しい表現だと思います。
教わる → 理解する → 失敗する → 工夫する → 自分なりの型を作る

この過程を無意識に繰り返してきた人ほど、その過程の大変さを忘れてしまいがちです。
だからこそ、時には仕事を始めた当初の自分に立ち返り、「出来るようになるまでに積み重ねた時間や努力」を思い出すことが大切ではないでしょうか。
