利用者の声

TRIDで成長したことはなんですか?

私は脳出血の後遺症で失語症、右半身麻痺でTRIDにお世話になってます゜TRIDに入社するに当たって「これだけはやろう!」と心に決めた事があります。「なるべく多くの人と喋ろう」「仕事は全てリハビリと思い、心よく引き受けて、もし出来なかったら工夫をする。最初から出来ないという事は絶対にしない」この2つを引き下げてTRIDに入社しました。

入社当時は「お疲れ様でした」が言えなかったのですが、6年経った今ではすんなりと言えるようになりました。最初はなかなか話せなかったのですが、少しずつ打ち解けて、現在ではTRIDでは失語症を恥ずかしとは思わずどんどん積極的に話す事ができます。スーパーに行っても、どこに何の商品があるかという事を分かっていても聞くようにしています。

このように積極的に話せるようになったのもTRIDのお陰です。

その一方で作業もやりますが、両手で行う仕事がほとんどです。 毎回工夫が必要で苦労をしますが、克服出来た時は「また1つ作業が出来る様になった」といった達成感があります。私は毎日、達成感があってもいいと思っています。業務で達成感を得られると、家庭でも同じような事が起こります。例えば「片手で鍵を付けたい場合はどうしたらいいか?」「サッシの枠を片手で動かすにはどうしたらいいか?」など色々考える癖がついてきました。どんな事でもいいから「達成感」を感じる事が大切と思っています。