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カメラ教室に通いました

私は一眼レフカメラを持っています。

Canon 7D Mark2というカメラで、数年前に祖母に買ってもらいました。プロの方がサブカメラとして使っているようなカメラで、ミラーレスではないので重いです。

カメラを手に入れたはいいものの、写真の知識がさっぱりなかった私は、図書館に行ってカメラについて調べました。よい本がいくつかあり、最も読みやすかった本を書店で購入しました。

重要な部分にふせんを貼り、最小限の知識は身につきました。

前働いていた職場で、和菓子を撮ることになり、自分で撮ってみたかった私は職場の紹介でカメラ教室に通うことにしました。

カメラ教室は夜6時半から10時半まで、計12回あり、名古屋で行っていました。時には授業が長引いて終電に乗ることもありました。

職場がカメラ教室の次の日にお休みを下さっていたので、私は集中して授業を受けることができました。

カメラの基礎知識として、絞り、シャッタースピード、ISO感度というものがあります。

それらを覚えることで、マニュアル(手動)撮影ができるようになります。

カメラ教室では、絞りを解放するとレンズに光が入るので、シャッタースピードが速くなり、手振れ防止になるという事を学びました。三脚を使い、実際に絞り優先に設定し、ケーキなどを撮影して商品撮影の練習をしました。私のレンズは絞り解放は2.8という明るいレンズだったので、商品を撮影すると背景がボケて、商品を引き立てることができます。これを被写体深度が浅い状態といいます。

反対に、絞りを32と絞った状態ではカメラに入ってくる光が少なくなるので、シャッタースピードは遅くなります。これを被写体深度が深い状態と言います。シャッタースピードが遅くなると手振れが起きやすくなるので、三脚は必須になります。

レリーズというものを使い、カメラに直接触れることなくシャッターを切ることも学びました。カメラに触れないことによって、手振れを防止させることができます。

ISO感度は、高くするとノイズが発生する可能性が高くなるので、なるべくならISO感度100で撮影出来るのがいいです。しかし、被写体によっては、暗くてISO感度を上げないと撮影できないといった状態になることがあります。星空の撮影などです。

商品撮影を学ぶ為に通っている生徒さんが多かったので、星空撮影まではできませんでしたが、カメラのことをもっと知るきっかけとなりました。カメラの先生はスパルタで、何度も撮影のやり直しを言われたり、宿題をFACEBOOKに投稿して厳しい感想を書かれることもありましたが、そのおかげで会社のホームページに、私が撮影した写真を掲載してもらえるまでに成長できました。写真展にも3回参加しました。

今、SNSに投稿しているのは、スマホの写真ばかりです。スマホだと投稿が簡単ですが、細かい部分にこだわるならやっぱり一眼レフカメラです。

私の一眼レフカメラは古いので、WIFIが使えず専用のカードを使わないとスマホにデータを飛ばすことができません。カードを買いましたが、操作が難しく気軽に使えなかったので、使わなくなってしまいました。 ミラーレスカメラも一台持っていますが、レンズが1本しかないので、押し入れで眠っています。放置するとカビの原因になるので、時々出して触っていきたいです。