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障害との向き合い方

TRIDに入社してから、もうすぐ4年を迎えます。

自身の障害との向き合い方について説明します。

自分は小学校の頃から、知的障害で、ずっと特別支援クラス(通常クラスではない特別クラス)に通っていました。

その頃はほとんど友達も居なくてほぼ毎日一人で寂しい日々を繰り返してきました。

ですが、高校を卒業して以来、自分の障害とどう向き合っていくか考えるのはそこまで難しくはありませんでした。

自分に障害…それも知的障碍がある以上、その障害に向き合って生きていかなければならないのは理解していたので、成人を迎えてからは周りに頼って助けてもらいながら進まなきゃいけないのを理解しつつも、自分でもできる事を増やしていき、一人でも頑張れるようにしていこうと思いました。

どのような障害を持っているかで、対処法も、向き合い方も違ってくるので、自分が言える事としては、知的障害に関しては、周りから吸収して成長し、少しずつ知識を取り戻していくということを目標にして自分の障害と向き合うということです。

肉体的な障害に関しては、生まれつき持っている方がいれば、中には一生治らないものと治るものとあるかと思います。

そういった方たちも自分の様にきっと色んな方法で自分のその障害と向き合っているはずです。

その人なりに自分の障害と受け入れたり、時に抗い、その障害を取り除く手段を色々考えたりと努力していると思います。

自分も知能の障害を持っていることで、できる事とできないことがはっきり分かれてしまいます。

勿論知識を使う業務も、当然頭を使うゲームすらまともにできません。

ですが、だからこそ今もこうして入力業務しかない今こそ自分の障害を削るチャンスだと思って入力作業にチャレンジし、何度もトライしています。

社長のお言葉にもある通り、肉体であれ知能であれ『障害があるから諦めるのではなく、そこからどう変えていくか』を考え、どのように成長していくかが決め手になります。

障害があるから諦めるままでは、いつまでも変われないまま就職してしまい、最悪就職できずに就労移行支援からやり直すか施設での生活で終わってしまうので、それを回避していく努力を自分なりに徹底していき、障害と向き合い続け、それにあった就職先を選ぶか、TRIDにいる間を使って自分の障害を取り除き、ほぼ一般に近い形で就職するかを考え、自分なりの【本当の人生】を送っていきたいと思います。