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クリスマスの思い出

本分 TRIDのブログではあらかじめ決められたいくつかのテーマの中から選んで記事を書きます。
その中の一つがクリスマスの思い出でしたが、特に記憶に残っているイベントがありません。
ケーキやチキンを食べ子供の頃はツリーを出したり、プレゼントを貰ったりと毎年変わらず家族と過ごしています。

そこでクリスマスの時期の思い出について書きたいと思います。
僕は忘れっぽいほうで昔の記憶は覚えていないものが多いのですが、それでも脳裏に焼き付いているものもあります。
中学生時代、校舎が山の上にあり自転車通学をしていました。
行きはきつく、帰りは楽な通学路です。

凍っている場所を避け慎重に帰っていたのですが、通学路で一番急勾配の坂道が完全に凍り付いていました。
自転車から降りて歩いても滑って自転車ごと転んで下まで転がっていくことになるため乗っていくしかありませんでした。
そこまでの道のりで下り坂では少しでもブレーキをかけるとスリップするが、ブレーキをかけなければ逆に滑らないということが分かっていました。
親に迎えに来てもらおうにも狭いし滑るし坂道なので自動車で来るのは難しく、そもそも当時はケータイを持っていなかったので連絡手段もありません。

一緒に下校していた友達と相談した結果、ノーブレーキで駆け降りるしかないという結論に達しました。
覚悟を決めハンドリングに全神経を集中させ坂道を下りました。

なんとか転ばずに凍結坂道を抜けることができ、無事に帰宅することが出来ました。

10年以上たった今もその時の情景が忘れられません。
今同じことをやったら十中八九転んで大怪我では済まないでしょう。
そんな中学時代冬の思い出でした。

投稿者:アシスタントF